前回の検討後にある問題が発生し,求めるスペックが変わってきたので検討し直すことにした
発生した問題
前回の記事ではWindowsを今まで通りMacPCの中のParallelsで動かすことにしていたけれど,最近動作がどんどん遅くなったり,シャットダウンできなかったりと不具合がかなり発生している
ゲームが出来ないのは仕方ないとしても,単純なクリックでさえタイムラグが5秒くらいある
購入した当時はそれなりに速かったけど,最近はMacのOSのアップデートに追いつけていないような感じがある
これは使い物にならない
それでは,BootCampを使えばいいじゃないかと思われるかもしれないが,WindowsとMacのどちらか片方しか起動できないのは不便すぎる
ということで,仮想化はせずにWindows用の他のPCを使うことにして,検討するMacBook Proについては仮想化することは考えないことにした
これでMacPC自体は多少はコストダウンできるか
現在使用中のPC
- MacBook Pro(13-inch, 2016, Two Thunderbolt 3 ports)
前回の検討では同じスペックでは13インチより16インチの方がかなり安くなることが分かったので,それも考慮して選ぶ
- グラフィックス:Intel Iris Graphics 540 1536 MB
今ので充分
- プロセッサ: 2 GHz Intel Core i5
時々遅く感じたりはするけど,そこまで不満ではない
けど,今後研究などでMATLABなどの数値計算ソフトを使う機会が増えると思うので,できればi7にしたい
i9はいらない
サーマルロックの問題を完全に解決出来ているのか不安だし,なにせ消費電力が食い過ぎる
筆者は色んな場所でPCを開くので,省電力であることもほしい条件のひとつ
- メモリ:8 GB 1867 MHz LPDDR3
Windowsは仮想化せずに別のPCで開くことにしたので,メモリの欲しい条件は多少緩くなったが,8GBは足りない感じがする
大学の授業期間中はレポート作成用のTeXshop,データ処理用のMATLAB,データ管理用のExcel,論文等の検索用のブラウザ,その他大学関連のファイル管理用のデスクトップ画面の5画面に加え,プライベートのデスクトップ画面とネットサーフィン用のブラウザ2画面を開いていた
こんな感じで7ウィンドウは開いていて,アクティビティモニタを見ると常にグラフが黄色になっていた
このときはブラウザはSafariだったからまだ良かったかもしれないけど,今筆者は便利なChromeに完全に乗り換えたので,今後さらにメモリを食うことになる
だから16GBは欲しい
32GBはさすがにどうかな...
それは価格次第
- 256 GB SSDストレージ
今現在空き領域は30GB程度
上で書いたようにWindowsの仮想化はやめたので,PC上にさらに50GB程度の空きができる
画像や動画は外付けHDDに保存しているので,80GBも食うようなことは無いと思う
金額
以上の検討から,オプションは次のものを選ぶことにした
13インチモデルの場合
- 第8世代の2.8GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.7GHz)
- Intel Iris Plus Graphics 655
- 16GB 2,133MHz LPDDR3メモリ
- 256GB SSDストレージ
プロセッサ,メモリは13インチモデルではこれが最高のオプションになる
税込で約25万円!!!!!
13インチMacBook Pro - スペースグレイ - Apple(日本)
プロセッサをi5に買えると3万3千円,メモリを8GBに変えると2万2千円安くなる
前回はストレージを512GBにしていたので約30万円だった
下取りをすると3万円くらい安く買えるらしいけど,4年以上使う予定なのでApple Care+(約2万6千円)に入って保証期間を3年延長したいのであまり変わらない
16インチモデルの場合
- 第9世代の2.6GHz 6コアIntel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.5GHz)
- 16GB 2,666MHz DDR4メモリ
- AMD Radeon Pro 5300M(4GB GDDR6メモリ搭載)
- 512GB SSDストレージ
- True Toneを採用した16インチRetinaディスプレイ
- Thunderbolt 3ポート x 4
- Touch BarとTouch ID
これが16インチモデルでは最も安いオプション
ストレージは512GBより少ないオプションが無かった
メモリ,プロセッサは13インチモデルで選んだものより若干高いスペック
i7, 16GBというのは変わらないけど,プロセッサはコア数が4コアから6コアに増え,メモリは周波数が高くなってる
さらに13インチではGPUはCPU内蔵であるのに対し,16インチモデルではAMD Radeon Pro 5000Mシリーズが搭載されているため,そこらへんも嬉しい
参考:MacBook Pro 16インチと13インチの違いをサイズ・スペック・価格で比較! | シンスペース
値段はなんと,13インチモデルと同じく税込約25万円!!!
13インチモデルに比べてかなりコスパが良い
16インチMacBook Pro - スペースグレイ - Apple(日本)
ちなみに,メモリを32GBに変えると4万4千円高くなる
仮想環境は使わないことにしたし,ここまではいらないかな
その分はWindowsPCの方に充てよう
おわりに
今回は大学卒業後に買うPCを今発売されているモデルで検討した
もしスペックや値段に大きな変動があれば検討し直すけど,上で選んだ組み合わせで買う予定
一年先の話だけど,買い物を計画するのはやっぱ楽しい