16歳から献血に行っていて、執筆時には献血回数は52回
18歳から成分献血をおおよそ2週間から3週間に一回のペースでしてきました
30回目を超えてからは、いろいろな献血ルームに行きました
(献血ルーム巡りの記事をまとめたものはこちら)
献血ルーム巡り 総集編 ~なぜ献血ルーム巡りをするのか~ - チャーターブログ
献血を始めてから血液検査の結果を下の写真のように全て記録してきましたが、最近、心配になってきたことがあります
基準値を毎回下回るようになった
52回分の血液検査を俯瞰した写真がこちら
赤色が、基準値を外れた値です
献血回数30回目あたりから、
- 平均赤血球容積(MCV)
- 平均赤血球ヘモグロビン量(MCH)
が毎回基準値を下回っています
また、
- ヘモグロビン量
もかなりの頻度で基準値を下回っています
推移をグラフで見てみる
各項目について、グラフにしてみました
縦軸が検査項目の値、横軸が回数、タイトルに書いてある数値が基準値です
赤血球数は全体を通して特に変わりはないですが、その他の5つが全て献血回数が増えるほど減少傾向にあります
ヘモグロビン量とヘマトクリット値は30回辺りまで減少し、それからはある値の周りで収まっているように見えます
MCV、MCH、 MCHCは減少する一方で今後も減り続けていきそうな勢いです
自分なりの考察
成分献血しかしていませんが、全ての赤血球が返されるわけではありません
成分献血で赤血球が失われる場所といえば、次の3つが考えられます
1つめについてはどれくらいの量なのかは分かりません
パックを見てみても赤みは全く無いのでこの分については無視します
検査に使う試験管の容量は詳しく知りませんが、検索した感じ10mlっぽいのでそれで考えて、
採血前に10ml、採血中に10ml✕3?
機械の中やチューブに残ったものが60mlはありそう
※時々、他の採血の機械の容器やチューブを入れ替える際に、前の人の血液が入ったものを見えることがある
こんな感じで、低く見積もっても100ml分の生の血液が一回の献血で失われると思います
もし、成分献血を最も頻繁に(2週間に1回)したとしたら、12週間で最低でも600mlの生の血液が失われています
400ml献血では12週間空けなければなりません
400ml献血でも100ml以上の血液が失われるとすれば、特に200mlであるとされているなら、上の計算と辻褄が合うので、400ml献血と血漿成分献血はそれが基準であるかもしれません
さて、計算してみたら、長期的に見れば生の血液が失われることによる身体への負担の大きさは、400ml献血と血漿成分献血であまり変わらないことが分かりました
以上より、「成分献血しかしていないからヘモグロビン等の値が悪くなるわけがない」とは言えません
ヘモグロビン量が12を下回って献血を断れるようになってからは、毎朝ヘム鉄のサプリメントを摂っていますが、それでも改善はありません
栄養を吸収できてきていないことも疑いましたが、栄養状態を示す「アルブミン」、「アルブミン対グロブリン比」はほとんどが基準値内で、特に大きな変動もありませんでした
なので最も考えられる原因は、「献血によって赤血球が失われる速度が、自分の身体がヘモグロビンを生成する速度を上回っている」ことだと考えました
※あくまで筆者の考えです。医学の知識は特にありません。
内科へ
初めての本郷キャンパスの保健センターでした
駒場保健センターと違って本当に病院って感じです
この記事のタイトルの通り、献血を止められました
とりあえず1ヶ月間は献血をやめて、また血液検査をしてみましょうということでした
自分でも献血やめてみて値がどうなるか見たい気持ちもありましたが、献血に行きたい欲が勝ってしまってずっとこの状態でした
医者に言われてようやく休む気になれたので、内心嬉しかったりもしています
血液検査をしました
7月上旬に引いた激しい下痢を伴う高熱で、実は7/13の献血の血液検査でアルブミン、血小板辺りが急激に変化したのでそれも診てもらうことにしました
血液検査って各項目にこれだけかかるんですね
献血では無料でしてくれるから実感なかったけど、それなりにお金かかります
次回予告
来週は血液専門の先生に診てもらいます
まだ行っていない都庁献血ルームが楽しみだったんですが、予約をキャンセルしました
また血液が良くなったら行くことにしますか....