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電気通信主任技術者試験「法規」〜有線電気通信設備令施行規則〜 過去問まとめ

平成26年度第1回から平成30年度第2回の10回分の電気通信主任技術者試験(伝送交換)の「法規」で一度でも出題された有線電気通信設備令施行規則の条文をまとめました


「●」は出題されたおおよその回数を表します
筆者が過去問を解きながら出たところに線を引き、その本数を元に回数を数えているので、あまり正確ではありません
あくまで目安として見て下さい


各条文の後に、出題の例などを※の後に斜体で書いたので、そちらも参考にして下さい


目次

出題傾向

有線電気通信設備令施行規則は、問5で2問出題されます
100満点中たったの4点で、条文は5つ

せっかく有線電気通信法、有線電気通信設備令を覚えたのなら、ついでに覚えてしまいましょう

第四条

(架空電線の支持物と架空強電流電線との間の離隔距離)
令第五条第二号に規定する総務省令で定める値は、次の各号の場合において、それぞれ当該各号のとおりとする。

架空強電流電線の使用高圧が低圧又は高圧であるときは、次の表の上欄に掲げる架空強電流電線の使用電圧及び種別に従い、それぞれ同表の下欄に掲げる値以上とすること。

架空今日電流電線の使用電圧および種別 離隔距離
低圧 30センチメートル
高圧かつ強電流ケーブル 30センチメートル
高圧かつその他の強電流電線 60センチメートル

第七条

(架空電線の高さ)
令第八条に規定する総務省令で定める架空電線の高さは、次の各号によらなければならない。

一 ●●●●

架空電線が道路上にあるときは、横断歩道橋の上にあるときを除き、路面から五メートル(交通に支障を及ぼすおそれが少ない場合で工事上やむを得ないときは、歩道と車道との区別がある道路の歩道上においては、二・五メートル、その他の道路上においては、四・五メートル)以上であること。
「横断歩道橋」では第二項の通り三メートル以上ですが、「横断歩道」では道路と同じです。

二 ●●●●

架空電線が横断歩道橋の上にあるときは、その路面から三メートル以上であること。

三 ●●●●

架空電線が鉄道又は軌道を横断するときは、軌条面から六メートル(車両の運行に支障を及ぼすおそれがない高さが六メートルより低い場合は、その高さ)以上であること。

四 ●●●

架空電線が河川を横断するときは、舟行に支障を及ぼすおそれがない高さであること。


第十四条

(架空強電流電線と同一の支持物に架設する架空電線)
令第十二条の規定により、架空電線を低圧又は高圧の架空強電流電線と二以上の同一の支持物に連続して架設するときは、次の各号によらなければならない。

二 ●

架空電線と架空強電流電線との離隔距離は、次の表の上欄に掲げる架空強電流電線の使用電圧及び種別に従い、それぞれ同表の下欄に掲げる値以上とすること。

架空強電流電線の使用電圧 同電線の種別 離隔距離
低圧 高圧強電流絶縁電線、特別高圧強電流絶縁電線又は強電流ケーブル 三〇センチメートル
低圧 強電流絶縁電線 七五センチメートル(強電流電線の設置者の承諾を得たときは六〇センチメートル(架空電線が別に告示する条件に適合する場合であつて、強電流電線の設置者の承諾を得たときは三〇センチメートル))
高圧 強電流ケーブル 五〇センチメートル(架空電線が別に告示する条件に適合する場合であつて、強電流電線の設置者の承諾を得たときは三〇センチメートル)
高圧 その他の強電流電線 一・五メートル(強電流電線の設置者の承諾を得たときは一メートル(架空電線が別に告示する条件に適合する場合であつて、強電流電線の設置者の承諾を得たときは六〇センチメートル))

出題されたのは、高圧電圧を使用している強電流絶縁電線の「五〇センチメートル」だけなので、これは捨てていいかもしれません。強電流ケーブルとは、電線とは違い絶縁体の周りにさらに保護物で囲まれたものなので、電線より離隔距離が小さくなっています。

第十八条

(屋内電線と屋内強電流電線との交差又は接近)
令第十八条の規定により、屋内電線が低圧の屋内強電流電線と交差し、又は同条に規定

三 ●●

屋内電線と屋内強電流電線とを同一の管等に収めて設置しないこと。ただし、次のいずれかに該当する場合は、この限りでない。

イ ●●●

屋内電線と屋内強電流電線との間に堅ろうな隔壁を設け、かつ、金属製部分に特別保安接地工事を施したダクト又はボツクスの中に屋内電線と屋内強電流電線を収めて設置するとき。

ロ ●●●

屋内電線が、特別保安接地工事を施した金属製の電気的遮へい層を有するケーブルであるとき。

ハ ●●●

屋内電線が、光フアイバその他金属以外のもので構成されているとき。

第一項、第三項、第四項より、令第十八条*1の「総務省令」とは、同規則第十八条であり、以下にその簡単な表を記します

区分 離隔距離
屋内電線と低圧の屋内強電流電線 10cm以上(強電流裸電線:30cm)
屋内と高圧の屋内強電流電線 15cm以上
屋内電線と特別高圧の屋内強電流電線(ケーブル) 接触しないこと

第十九条 ●

(保安機能)
令第十九条の規定により、有線電気通信設備には、第十五条、第十七条及び次項第三号に規定するほか、次の各号に規定するところにより保安装置を設置しなければならない。ただし、その線路が地中電線であつて、架空電線と接続しないものである場合、又は導体が光フアイバである場合は、この限りでない。

1

一 ●

屋内の有線電気通信設備と引込線との接続箇所及び線路の一部に裸線及びケーブルを使用する場合におけるそのケーブルとケーブル以外の電線との接続箇所に、交流五〇〇ボルト以下で動作する避雷器及び七アンペア以下で動作するヒユーズ若しくは五〇〇ミリアンペア以下で動作する熱線輪からなる保安装置又はこれと同等の保安機能を有する装置を設置すること。ただし、雷又は強電流電線との混触により、人体に危害を及ぼし、若しくは物件に損傷を与えるおそれがない場合は、この限りでない。
事業用電気通信設備規則第二十一条(保安装置)*2にも、似たような記述がありますが、そちらも「交流五〇〇ボルト以下で動作する避雷器及び七アンペア以下で動作するヒューズ若しくは五〇〇ミリアンペア以下で動作する熱線輪」となっています。

5 ●●●

令第十九条の規定により、架空地線に内蔵又は外接して設置される光フアイバを導体とする架空電線に接続する電線は、架空地線(当該架空電線の金属製部分を含む。)と電気的に接続してはならない。ただし、雷又は強電流電線との混触により、人体に危害を及ぼし、若しくは物件に損傷を与えるおそれがない場合は、この限りでない。
「等電位化しなければならない。」という誤った選択肢としてよく出ました。



全文はこちら
http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=346M50001000002









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*1:令第十八条 屋内電線は、屋内強電流電線との離隔距離が三〇センチメートル以下となるときは、総務省令で定めるところによらなければ、設置してはならない。

*2:事業用電気通信設備規則第二十一条 落雷又は強電流電線との混触により線路設備に発生した異常電圧及び異常電流によつて接続設備を損傷するおそれのある場合は、交流五〇〇ボルト以下で動作する避雷器及び七アンペア以下で動作するヒューズ若しくは五〇〇ミリアンペア以下で動作する熱線輪からなる保安装置又はこれと同等の保安機能を有する装置が事業用電気通信設備と接続設備を接続する点又はその近傍に設置されていなければならない。