問題集を解く中で、基本を疎かにしないこと。
問題集は必ず基本を固めてから応用問題を解く。
基本が完璧なら、標準問題に。
ただし、旧帝大や難関私立大の問題は個性が強く、このうち志望しない大学の、難しい問題は解く必要はない。
基本が固まっていればそれで良い。
2017年度で東大入試理系問題が易化し、より基本を問う問題形式となった。
筆者は大学で扱う内容の問題には弱かったが、偶然自分に相性のいいように問題形式が変わったから合格できたのかもしれない。
東大には東大のための勉強法があるため、読者全員に以下の全ての勉強法を勧めることはできないが、基本を大切にすることは変わらない。
大切なのは、合格点をとる事である。他の人が解けないような問題に時間を注ぐのではなく、自分の解けそうな問題を確実に解けるようにすること。
解いてみて、間違ったところはかならず解説で確認。解説一行一行よく読み、どこで何の公式を使ったのか、なぜそれを使うのか、他の解き方だとどうなるのかをよく考える。自分に足りないものは何か分かったら、模試ノートに書く。
模試ノートは模試の一週間前あたりで復習する。そうすれば模試を重ねるうちに受験する頃には弱点を克服できている。
問題集を周回しろとよく聞くが、それは覚えたことを忘れないようにするためで、模試ノートを書いていれば周回する必要はない。むしろその問題だけしか解けなくなったり、実力がついた気になってしまうし、新しい問題に進めないのはとても退屈である。
紋姫流勉強法でも書いたが、勉強は楽しむものだ。
楽しめない勉強法は続かないし、頭に入らない。
数学
定期テストでは毎回9割取れるくらいにテスト範囲を勉強して基礎をつける。
数学は夏休み前に全範囲終わるはず。
そうでなければ自分で夏休みに進める。7月第4週土日に河合塾の東大オープン模試があるので、それまでに終わらせておきたい。
二次対策(〜三年7月)
・進研ゼミEncollege数学最難関大挑戦プラン
3年になると毎月の問題量がえげつないが、解答の質がとても良い。
少なくとも添削は出す。
センター(三年9月〜)
・河合塾センター過去問(黒本)

大学入試センター試験過去問レビュー数学1・A,2・B 2018 (河合塾シリーズ)
- 作者: 河合出版編集部
- 出版社/メーカー: 河合出版
- 発売日: 2017/05
- メディア: 単行本
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・河合塾センター予想問題集
河合塾は解答が丁寧で、かなり昔まで問題が載ってる。
10年程度で良い。(それより昔になると形式が違ってくる)
二次対策(三年8月〜)
・進研ゼミEncollege数学東大プラン
・過去問(鉄緑会東大問題集)

2018年度用 鉄緑会東大数学問題集 資料・問題篇/解答篇 2008-2017
- 作者: 鉄緑会数学科
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/07/15
- メディア: 単行本
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・オープン模試過去問(河合、駿台、代々ゼミ)

東京大学への数学 2014―実戦模試演習 (大学入試完全対策シリーズ)
- 作者: 全国入試模試センター
- 出版社/メーカー: 駿台文庫
- 発売日: 2013/07
- メディア: 単行本
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この時期になると学校側が本気出してきて、大量にプリント渡され、進研ゼミやってる余裕がなかった。
それでもなんとか添削は毎月出せた。
焦る気持ちはわかるが、一問20分は自力で解くこと。
東大プレ模試は、東大の傾向に合わせて問題が作られているので、これに時間を費やすと良い。
化学
普通の学校は、夏のオープン模試に間に合わない。有機すら入らないところも。
夏休みに自分で終わらせると良い。
特に有機化学が終わってないと上に書いた夏の東大オープン模試で悲惨な結果になる。
隙間時間を見つけて自分で進めよう
要点集
・入試に出る無機化学の要点スピード総整理
・入試に出る有機化学の要点スピード総整理

入試に出る 無機化学の要点 スピード総整理 改訂版 (大学JUKEN新書(理科))
- 作者: 中川文夫
- 出版社/メーカー: 旺文社
- 発売日: 2014/05/02
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入試に出る 有機化学の要点 スピード総整理 改訂版 (大学JUKEN新書(理科))
- 作者: 水村弘良
- 出版社/メーカー: 旺文社
- 発売日: 2014/05/02
- メディア: 新書
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これらを、無機、有機分野の知識問題の模試ノートにする。
自分の知らない知識が問題に出たらこれに書き込む。
二次対策(~三年9月)
・進研ゼミEncollege化学
基本から最難関大レベルまで良問が揃っている。
休日に2時間程度。これは全て解くだけの余裕はある。
センター(三年9月〜)
・短期攻略センター化学
・河合塾センター過去問(黒本)

大学入試センター試験過去問レビュー化学基礎・化学 2018 (河合塾シリーズ)
- 作者: 河合出版編集部
- 出版社/メーカー: 河合出版
- 発売日: 2017/05
- メディア: 単行本
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・河合塾センター予想問題集
短期攻略は分野ごとにセンターの問題がまとまっているので、定期テスト前にその分野の実力をつけるのに役立った。
学校の先生もセンターの過去問から出すことがあり、その時はこれのお陰で点取れた。
河合の過去問には授業か自分の勉強が全範囲終わってから入る
時々短期攻略問題集に載ってた問題もあるが、それは飛ばしてもいいし、確認にもう一度解いても良い。
二次対策(三年9月~)
・進研ゼミEncollege化学
・鉄緑会東大化学問題集

2018年度用 鉄緑会東大化学問題集 資料・問題篇/解答篇 2008-2017
- 作者: 鉄緑会化学科
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/07/15
- メディア: 単行本
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・東大プレ模試問題集(河合、駿台、代々ゼミ)
この時期でも進研ゼミは全問題できた。
化学問題集は、2016年までの理論化学はやらなかった。当日は理論化学はすぐ解けるもの以外捨てて、有機や無機、物理に時間をかけるつもりでいた。(2017は急に易化したので実際は全ての問題を解いた)
2016までの理論化学はレベルが高いのでやらなくても良い。
物理
普通の学校は大抵、夏のオープン模試に間に合わない。電磁気の磁力もやってない高校も。
夏休みに先に終わらせると良い。
簡単な微分方程式で回路方程式を立て単振動の周期を出すくらいの知識は必要だが、その他の大学の内容の知識は必要ない。
二次対策(~三年9月)
・進研ゼミEncollege 物理
・物理攻略のヒント よくある質問と間違い例
進研ゼミ良問ばっかで楽しい。
鉄緑会の本もなかなか役に立ったが、大学の内容まで触れてて不満。
それが売りなんだろうけど。
センター(三年9月〜)
・短期攻略センター物理
化学と大体同じ。
二次対策(三年9月~)
・進研ゼミEncollege物理
・鉄緑会東大物理問題集

2018年度用 鉄緑会東大物理問題集 資料・問題篇/解答篇 2008-2017
- 作者: 鉄緑会物理科
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/07/15
- メディア: 単行本
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・東大プレ模試問題集(河合、駿台、代々ゼミ)
これは全部解いた方が良い。
解説に90年代の問題があるが今では範囲外の物理の知識が必要な問題は解かなくて良い。
東大の物理は高度な現象を少ない式で解けて面白い。
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